トランザクションの直列化可能性

直列化可能性(Serializability) とは、複数のトランザクションを並行して実行した結果が、それらを何らかの順序で1つずつ逐次実行(直列実行)したときの結果と等価になる性質のことです。 トランザクション同時実行制御における正当性の基本規準であり、直列化可能性が保証されていれば並行実行に伴うデータ不整合(ダーティリード、反復不能読み取りなど)が発生しません。したがって エ が適切です。 2相コミットは分散データベース環境でトランザクションの原子性を保証するためのプロトコルです。 直列化可能性が保証されている状態は最高レベルの隔離性(SERIALIZABLE)であり、干渉は完全に防止されます。 実際に1つずつ逐次実行するスケジュールのことは「直列スケジュール」と呼びます。直列化可能性は「並行実行結果が直列実行と等価であること」を指します。

トランザクションの直列化可能性(serializability)の説明はどれか。

出典2020r02o_db_am2_問11
ア
2相コミットが可能であり,複数のトランザクションを同時実行できる。
イ
隔離性水準が低い状態であり,トランザクション間の干渉が起こり得る。
ウ
複数のトランザクションが,一つずつ順にスケジュールされて実行される。
エ
複数のトランザクションが同時実行された結果と,逐次実行された結果とが同じになる。