楽観的同時実行制御法の特徴

楽観的並行性制御(Optimistic Concurrency Control) は、「トランザクション間の競合はめったに起きない」という前提に立ち、処理中はロックを獲得せずにローカルコピー上で更新を進め、コミット時に他トランザクションとの衝突(競合)がなかったかを検証(Validation)してコミットする手法です。衝突が検知された場合はロールバックして再試行します。したがって イ が適切です。 データの順序に従ってロックを獲得するのはデッドロック防止のためのロック順序付け(悲観的制御)です。 コミット可否の問合せと指示を行うのは2相コミットメント(2PC)プロトコルです。 成長フェーズと縮退フェーズでロックを管理するのは2相ロック方式(2PL)です。

同時実行制御の手法の一種である楽観的制御法に関する記述として,適切なものはどれか。

出典2020r02o_db_am2_問14
ア
データに対して順序付けを行い,その順序に従ってロックを掛ける。
イ
データに対してのロックは行わずに,更新対象のデータが他のトランザクションと競合がなかったことを確認してからコミットを行う。
ウ
分散データベースシステムにおいて,コミット可否の問合せをした上で,コミット指示を行う。
エ
ロックが増加していく成長フェーズである第1相と,ロックが減少していく縮退フェーズである第2相の2相制御を行う。