BASE特性を満たすNoSQLデータベースの特徴

BASE特性は、分散システムにおいてACID特性(強一貫性)の制約を緩和し、高い可用性とスケーラビリティを確保するための設計原則です。Basically Available(基本的可逆性)、Soft state(柔軟な状態)、Eventual consistency(結果整合性)から成ります。 結果整合性(Eventual consistency)では、更新が即座に全ノードへ同期される強一貫性は保証されませんが、新たな更新がなければ時間経過とともに最終的にはすべてのノードに反映され整合性が保たれます。したがって イ が適切です。 2相コミットはACID特性(強一貫性・原子性)を保証するためのプロトコルであり、BASE特性では通常採用されません。 即座に全ノードで同じ最新結果を返すのは強一貫性の保証であり、BASE特性では一時的に古いデータが返されることがあります。 ネットワーク分断時にも可用性を維持するのがBASE特性の特徴であり、処理要求を完全に受け付けなくなるわけではありません。

BASE特性を満たし,次の特徴をもつNoSQLデータベースシステムに関する記述のうち,適切なものはどれか。

〔NoSQLデータベースシステムの特徴〕

  • ・ネットワーク上に分散した複数のノードから構成される。

  • ・一つのノードでデータを更新した後,他の全てのノードにその更新を反映する。

出典2020r02o_db_am2_問2
ア
クライアントからの更新要求を2相コミットによって全てのノードに反映する。
イ
データの更新結果は,システムに障害がなければ,いつかは全てのノードに反映される。
ウ
同一の主キーの値による同時の参照要求に対し,全てのノードは同じ結果を返す。
エ
ノード間のネットワークが分断されると,クライアントからの処理要求を受け付けなくなる。