不正アクセス禁止法

不正アクセス禁止法において禁止されているのは、ネットワーク経由で他人の識別符号(ID・パスワード等)を入力して不正にログインする「不正アクセス行為」(第3条、本問のa)や、不正アクセスに供する目的で他人の識別符号を不正に取得・記録する行為(第4条、本問のb)などです。物理的なUSBメモリの無断持ち出し(c)はネットワーク経由の不正アクセス行為ではないため、本法の対象外です(窃盗や業務上横領等の刑法や就業規則違反の対象)。したがって該当するのは a、b です。 b(他人のID・パスワードの不正取得・保管)も不正アクセス禁止法第4条で禁止されています。 c(USBメモリの物理的持ち出し)は不正アクセス禁止法の対象外です。 a(ネットワーク経由での他人のID・パスワードを用いた不正ログイン)も禁止されています。

情報の取扱いに関する不適切な行為a~cのうち,不正アクセス禁止法で定められている禁止行為に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a オフィス内で拾った手帳に記載されていた他人のIDとパスワードを無断で使い,ネットワークを介して自社のサーバにログインし,サーバに格納されていた人事評価情報を閲覧した。

b 自分には閲覧権限のない人事評価情報を盗み見するために,他人のネットワークIDとパスワードを無断で入手し,自分の手帳に記録した。

c 部門の保管庫に保管されていた人事評価情報が入ったUSBメモリを上司に無断で持ち出し,自分のPCに直接接続してその人事評価情報をコピーした。

出典令和2年度 ITパスポート試験 公開問題 問13
ア
a
イ
a,b
ウ
a,b,c
エ
b,c