リスク受容

プロジェクトのリスク対応戦略において、「受容(保有)」はリスクをそのまま受け入れ、特段の事前回避策や転嫁を行わずに対応する戦略です。納入遅延が発生しても本番稼働に影響が出ないよう、あらかじめプロジェクト計画に予備期間(コンティンジェンシー予備)を設けて受け止める対応が受容に該当します。 テスト要員の増員により遅延の影響を抑える「リスク軽減」の対応です。 契約により金銭的損害を業者に補償させる「リスク転嫁」の対応です。 PC不要の代替手段を講じることで遅延リスクを排除・軽減する対応です。

システム開発プロジェクトにおいて,テスト工程で使用するPCの納入が遅れることでテスト工程の終了が遅れるリスクがあり,対応策を決めた。リスク対応を回避,軽減,受容,転嫁の四つに分類するとき,受容に該当する記述として,最も適切なものはどれか。

出典令和2年度 ITパスポート試験 公開問題 問54
ア
全体のスケジュール遅延を防止するために,テスト要員を増員する。
イ
テスト工程の終了が遅れても本番稼働に影響を与えないように,プロジェクトに予備の期間を設ける。
ウ
テスト工程の遅延防止対策を実施する費用を納入業者が補償する契約を業者と結ぶ。
エ
テスト工程用のPCがなくてもテストを行える方法を準備する。