スラッシング

仮想記憶システムにおいて、主記憶の容量不足が原因で、主記憶と補助記憶(スワップ領域)の間でページの入替え(ページイン/ページアウト)が頻発し、CPUがその処理に追われてシステムの処理能力が著しく低下する現象を「スラッシング」と呼びます。この根本的な解決策は「主記憶装置(メインメモリ)の容量を増やす」ことです。 スラッシングの原因はメモリ容量不足であり、CPU性能を向上させても入出力待ちのボトルネックは解消されません。 仮想記憶の容量を増やしても、物理的な主記憶が不足していればページフォールトの頻度は減りません。 補助記憶装置の容量を増やしても、データ転送速度の遅さやページ入替え頻度の多さは解消されません。

仮想記憶を利用したコンピュータで,主記憶と補助記憶の間で内容の入替えが頻繁に行われていることが原因で処理性能が低下していることが分かった。この処理性能が低下している原因を除去する対策として,最も適切なものはどれか。ここで,このコンピュータの補助記憶装置は1台だけである。

出典令和2年度 ITパスポート試験 公開問題 問59
ア
演算能力の高いCPUと交換する。
イ
仮想記憶の容量を増やす。
ウ
主記憶装置の容量を増やす。
エ
補助記憶装置を大きな容量の装置に交換する。