共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の特徴

正解は「イ」です。 共通鍵暗号方式(対称鍵暗号)は、データの暗号化と復号に同一の秘密鍵を使用する暗号方式です。 暗号化・復号の処理速度が非常に高速である一方、通信相手ごとに異なる鍵を安全に共有・管理しなければならないという鍵管理の課題があります。代表的なアルゴリズムに AES や DES があります。 暗号方式の分類が逆です。AES は共通鍵暗号方式、RSA は公開鍵暗号方式の一種です。 鍵の役割が逆です。公開鍵暗号方式で通信内容を秘匿する場合は、受信者の「公開鍵」で暗号化し、受信者本人のみが持つ「秘密鍵」で復号します。復号鍵を公開すると第三者に通信内容を解読されてしまいます。 デジタル署名では送信者の本人確認と改ざん検知を行うため、「公開鍵暗号方式」が使用されます(送信者の秘密鍵で署名を作成し、送信者の公開鍵で検証する)。

暗号方式に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
AESは公開鍵暗号方式,RSAは共通鍵暗号方式の一種である。
イ
共通鍵暗号方式では,暗号化及び復号に同一の鍵を使用する。
ウ
公開鍵暗号方式を通信内容の秘匿に使用する場合は,暗号化に使用する鍵を秘密にして,復号に使用する鍵を公開する。
エ
デジタル署名に公開鍵暗号方式が使用されることはなく,共通鍵暗号方式が使用される。