PMBOKにおける脅威と好機の双方に適用されるリスク対応戦略

正解は「ウ」です。 PMBOK 第 6 版では、リスク対応戦略が「脅威(マイナスのリスク)」に対する戦略と「好機(プラスのリスク)」に対する戦略に体系化されています。 【PMBOK のリスク対応戦略体系】 ・脅威のみに対する戦略:回避(Avoid)、転嫁(Transfer)、軽減(Mitigate) ・好機のみに対する戦略:活用(Exploit)、共有(Share)、強化(Enhance) ・脅威・好機の双方に共通する戦略:受容(Accept)、エスカレーション(Escalate) 「受容」は、リスクへの事前の予防策を講じず、リスクが顕在化した場合に対処する戦略であり、脅威(損失を容認)と好機(得られる利益を成り行きで享受)の双方に対して適用されます。 「回避」は、プロジェクト計画を変更して脅威そのものを完全に排除する戦略であり、脅威(マイナスのリスク)にのみ適用されます(好機に対しては「活用」)。 「共有」は、第三者と共同で好機を捉え利益を分け合う戦略であり、好機(プラスのリスク)にのみ適用されます(脅威に対しては「転嫁」)。 「転嫁」は、保険加入や外注などによりリスクの影響を第三者に移転する戦略であり、脅威(マイナスのリスク)にのみ適用されます。

PMBOKガイド第6版によれば,脅威と好機の,どちらに対しても採用されるリスク対応戦略として,適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
回避
イ
共有
ウ
受容
エ
転嫁