仮想記憶におけるデマンドページングとプリページングの比較

正解は「ア」です。 仮想記憶のページイン方式には、主にデマンドページング方式とプリページング方式があります。 ・デマンドページング方式(Demand Paging:要求時ページング): プログラム実行中に、CPU が参照しようとしたページが主記憶上に存在しない場合(ページフォールト発生時)にのみ、割り込み処理によって該当するページを補助記憶装置から主記憶へ読み込む方式です。不要なページを読み込まず主記憶を効率的に利用できる利点があります。したがってアが正解です。 プリページング方式(Prepaging:事前ページング)の説明です。局所性の原理に基づいて、将来アクセスされると予想される複数のページをあらかじめ先行して読み込みます。 定期スワッピングやチェックポイント処理の説明です。 実記憶管理(静的ロード方式)の説明です。仮想記憶方式ではプログラム全体を同時に主記憶に配置する必要はありません。

仮想記憶システムにおいて,デマンドページング方式に関する記述として適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
プログラムの実行中に,参照しようとしたページが主記憶上に存在しないとき(ページフォールト発生時)に,そのページを主記憶に読み込む。
イ
プログラムの実行開始時に,将来参照されると予想されるページ群をあらかじめ主記憶に一括して読み込んでおく。
ウ
主記憶上のすべてのページを一定時間ごとに二次記憶へ退避させ,ページ枠の断片化を防止する。
エ
プログラムが使用するすべての仮想記憶領域を,プログラム起動時に主記憶の連続領域にロードする。