SRAMと比較した場合のDRAMの構造と動作特性

正解は「ウ」です。 DRAM(Dynamic Random Access Memory)は、メモリセルが 1 つのトランジスタと 1 つのコンデンサ(キャパシタ)という極めてシンプルな構造で形成されています。 コンデンサの電荷の有無で 1 ビットを記憶しますが、時間の経過とともに電荷が漏れ出て消失するため、一定周期ごとに再充電する「リフレッシュ(Refresh)動作」が必要です。SRAM と比べてアクセス速度は劣るものの、セル面積が非常に小さいため高集積化・大容量化・低コスト化に向いており、PC やスマートフォンの主記憶(メインメモリ)に広く利用されています。 SRAM(Static RAM)の特徴です。フリップフロップ回路を用いて記憶するためリフレッシュは不要で高速ですが、集積度・コスト面からキャッシュメモリ等に用いられます。 フラッシュメモリ(Flash Memory)や EEPROM などの不揮発性半導体メモリの特徴です。 MRAM(磁気抵抗ランダムアクセスメモリ)の特徴です。

SRAM と比較した場合の,DRAM の特徴として適切なものはどれか。

出典令和2年度 10月 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
フリップフロップ回路で構成され,リフレッシュ動作が不要であるため,アクセス速度が極めて高速である。
イ
フローティングゲートに電子を注入して情報を記憶するため,電源を切っても内容が保持される不揮発性をもつ。
ウ
コンデンサに電荷を蓄えることで情報を記憶するため,一定時間ごとにリフレッシュ動作が必要であるが,集積度が高く大容量化に適している。
エ
磁気抵抗の変化を利用して情報を記憶するため,電源を切っても内容が消えず,書換え可能回数にも制限がない。