部品・納入・メーカーのUMLデータモデルとリレーショナル表定義

正解は「ウ」です。 UML クラス図の多重度と関係モデルの定義を読み取ります。 ・「部品」と「納入」の多重度: 部品から見て「納入」は $0..*$(0件以上の納入実績)。したがって、納入実績のない部品の登録は可能です。 ・「メーカー」と「納入」の多重度: メーカーから見て「納入」は $0..*$(0件以上の納入実績)。 ・「納入」から見た多重度: 納入から見て「部品」は 1、「メーカー」は 1 です。 連関エンティティである「納入」表の主キーは、同一部品・同一メーカーからの複数回納入を許容するために「{部品番号, メーカー番号, 納入日}」などの複合主キーで構成されます。 また、「部品」クラスには外部キーとして「メーカー番号」が存在し、多重度が 1(必ず 1 つのメーカーに属する)と定義されているため、メーカーが存在しない(外部キーが NULL または不正な)部品を登録することは参照整合性制約により許されません。したがって「ウ」が正解です。 納入表の主キーに納入日が含まれるため、日付を変えて同一メーカー・同一部品を複数回納入することは可能です。 部品とメーカーの関連は納入を通じて多対多を形成できるため、同一部品を複数メーカーから納入することは可能です。 部品から見た納入の多重度は $0..*$ なので、納入実績がまだない新規部品の登録は可能です。

UML を用いて表した図のデータモデルから,“部品” 表,“納入” 表及び “メーカー” 表を関係データベース上に定義するときの解釈のうち,適切なものはどれか。

データモデル図
出典令和2年度 10月 高度情報処理技術者試験 午前Ⅰ
ア
同一の部品を同一のメーカーから複数回納入することは許されない。
イ
同一の部品を複数のメーカーから納入することは許されない。
ウ
メーカーが存在しない部品を登録することは許されない。
エ
納入実績のない部品を登録することは許されない。