コストプラスインセンティブフィー(CPIF)契約におけるインセンティブ算出

コストプラスインセンティブフィー契約(CPIF: Cost Plus Incentive Fee)は,実発生コストに加えて,コスト削減などの成果に応じた報奨金(インセンティブフィー)を支払う契約形態である。 計算手順: 1. 目標コストは 9,000万円,完成時の実コストは 8,000万円であるため,実コストが目標コストを下回っている(条件(3)を適用)。 2. 目標コストと実コストの差額 = 9,000万円 - 8,000万円 = 1,000万円(コスト節減額)。 3. 差額の70% = 1,000万円 × 0.7 = 700万円。 4. 条件(3)より,インセンティブフィー = 1,000万円 + 700万円 = 1,700万円。 したがって,受注者のインセンティブフィーは 1,700万円(エ)となる。

次の契約条件でコストプラスインセンティブフィー契約を締結した。完成時の実コストが8,000万円の場合,受注者のインセンティブフィーは何万円か。

〔契約条件〕

(1) 目標コスト: 9,000万円

(2) 目標コストで完成したときのインセンティブフィー: 1,000万円

(3) 実コストが目標コストを下回ったときのインセンティブフィー: 目標コストと実コストとの差額の70%を1,000万円に加えた額。

(4) 実コストが目標コストを上回ったときのインセンティブフィー: 実コストと目標コストとの差額の70%を1,000万円から減じた額。ただし,1,000万円から減じる額は,1,000万円を限度とする。

出典令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問13
700
1,000
1,400
1,700