スタンフォード大学d.schoolによるデザイン思考(Design Thinking)の定義

スタンフォード大学ハッソ・プラットナー・デザイン研究所(d.school)が提唱するデザイン思考(Design Thinking)は,デザイナーがデザインを行う際の思考プロセスを活用して,ユーザー中心で未知の課題やイノベーションに取り組む問題解決手法である。 d.schoolのデザイン思考は以下の5つのステップを反復・循環させる: 1. 共感(Empathize): ユーザーを観察し,インタビューや体験を通じて潜在的なニーズに共感する。 2. 問題定義(Define): 得られた洞察から本質的な課題・問いを設定する。 3. アイディア出し(Ideate): 枠にとらわれず多種多様な解決策を発散的に創出する。 4. 試作(Prototype): 素早く形にして触れられる試作品を作る。 5. テスト(Test): ユーザーに試してもらい,フィードバックを得て改善する。 したがって,「利用者の立場から問題解決に取り組み,現場観察による共感から始め,問題定義,アイディア出し,試作,試行を繰り返す手法」を説明したウが適切である。

スタンフォード大学ハッソ・プラットナー・デザイン研究所によるデザイン思考の説明はどれか。

出典令和2年度 10月 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問20
与えられた問題に対して一つの正しい解決策を見つけるために,アイディア出しの段階で,テーマに制限を設けてアイディアが発散しないようにする手法
本質的な問題がどこにあるのかを絞り込むために,利用者との対話よりも,過去のデータや経験を分析することを重視する手法
利用者の立場から問題解決に取り組む方法論であり,現場を観察することによって利用者を理解し,共感することから始め,問題定義,アイディア出し,試作,試行を繰り返す手法
類似の問題が発生した場合に,迅速に解決策を探り当てるために,過去の問題とその解決策をナレッジデータベースとして蓄積する手法