物理的なデータ複製の存在や配置場所を意識せずにアクセスできる複製透過性

分散データベースにおける「複製に対する透過性(Replication Transparency:多重化透過性)」とは、耐障害性の向上や負荷分散のために同一のデータ(表)が複数のサーバ・サイトに重複して格納・複製されていても、利用者のアプリケーションはデータの複製の存在やその同期処理を意識することなく、あたかも単一のデータであるかのようにアクセスできる性質を指します。 各サーバのDBMSの相違(Oracle、PostgreSQLなど)を意識せずにアクセスできる性質は「異種DBMS透過性(データモデル透過性)」の説明です。 1つの表が複数のサーバに水平・垂直分割されて配置されていても意識させない性質は「分割に対する透過性(Fragmentation Transparency)」の説明です。 データの物理的な配置場所が別のサーバに移動されても意識させない性質は「移動に対する透過性(Migration Transparency)」の説明です。

分散データベースにおける“複製に対する透過性“の説明として,適切なものはどれか。

出典令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問30
ア
それぞれのサーバのDBMSが異種であっても,プログラムはDBMSの相違を意識する必要がない。
イ
一つの表が複数のサーバに分割されて配置されていても,プログラムは分割された配置を意識する必要がない。
ウ
表が別のサーバに移動されても,プログラムは表が配置されたサーバを意識する必要がない。
エ
複数のサーバに一つの表が重複して存在しても,プログラムは表の重複を意識する必要がない。