情報ネットワークと制御ネットワークの境界にDMZを設置して配置する中継サーバ

プラントなどの制御ネットワーク(OT環境)は、可用性や安全性が最優先されるため、マルウェア感染リスクの高い一般的な情報ネットワーク(IT環境)と論理的・物理的に分離する必要があります。両ネットワークの境界にDMZ(非武装地帯)を構築した場合、情報ネットワークから最新のセキュリティパッチやファームウェアを入手し、それを制御ネットワーク内の各機器へ安全に中継・配布する「パッチ管理サーバ」をDMZに配置することが適切です。これにより、情報ネットワークから制御機器への直接アクセスを遮断しつつ、安全なアップデート配信を実現できます。 温度や圧力を計測するセンサーは、現場の製造ラインに直結する制御ネットワークの最前線(フィールドレベル)に配置すべき機器です。 監視・操作を行う操作端末(HMI:Human Machine Interface)は、プラント運転員が直接操作する制御ネットワーク内に配置すべき機器です。 センサー値に基づいてアクチュエータを制御するコントローラー(PLC/DCS)は、制御ネットワークの中核機器でありDMZに移すべきではありません。

化学製品を製造する化学プラントに,情報ネットワークと制御ネットワークがある。この二つのネットワークを接続し,その境界に,制御ネットワークのセキュリティを高めるためにDMZを構築し,制御ネットワーク内の機器のうち,情報ネットワークとの通信が必要なものをこのDMZに移した。DMZに移した機器はどれか。

出典令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問45
ア
温度,流量,圧力などを計測するセンサー
イ
コントローラーからの測定値を監視し,設定値(目標値)を入力する操作端末
ウ
センサーからの測定値が設定値に一致するように調整するコントローラー
エ
定期的にソフトウェアをアップデートする機器に対して,情報ネットワークから入手したアップデートソフトウェアを提供するパッチ管理サーバ