複数タスクから同時に並行実行可能なプログラムの再入可能(リエントラント)特性

プログラムの構造特性に関する記述のうち、イが適切です。 再使用可能(リユーザブル:reusable)プログラムは、一度主記憶にロードされた後、再ロードを行わずに繰り返し呼び出して実行できる性質を持ちます。前回の実行結果による内部状態が残っていると次回実行時に誤動作するため、実行開始時に変数を初期化するか、終了時に初期状態へ戻す処理が不可欠です。 再帰的(リカーシブ)プログラムは、各呼出しごとにローカル変数領域をスタック上に独立して確保するため、呼び出されたプログラム間で作業データを共用するわけではありません。 再入可能(リエントラント)プログラムは、コード(手続き)部分を複数タスクで共用しますが、データ領域はタスクごとに個別に分離・独立して割り当てます(データを共用すると相互に干渉するため)。 再配置可能(リロケータブル)プログラムは、主記憶上のどのアドレス(任意の位置)にロードされても正しく実行できるプログラムであり、定まった固定領域で実行されるものではありません。

プログラム特性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

出典令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問6
ア
再帰的プログラムは再入可能な特性をもち,呼び出されたプログラムの全てがデータを共用する。
イ
再使用可能プログラムは実行の始めに変数を初期化する,又は変数を初期状態に戻した後にプログラムを終了する。
ウ
再入可能プログラムは,データとコードの領域を明確に分離して,両方を各タスクで共用する。
エ
再配置可能なプログラムは,実行の都度,主記憶装置上の定まった領域で実行される。