JIS Q 27000における脆弱性の定義

JIS Q 27000:2019において、「脆弱性(Vulnerability)」は「一つ以上の脅威によって付け込まれる可能性がある、資産又は管理策の弱点」と定義されています。したがって正解はエです。 「脆弱性」の定義であり、「脅威」の定義ではありません(脅威はシステムや組織に損害を与える可能性があるインシデントの潜在的原因)。 「情報セキュリティ事象」や脅威の説明であり、正式なインシデント定義ではありません。 「リスク評価(Risk evaluation)」の定義です。

JIS Q 27000:2019(情報セキュリティマネジメントシステム―用語)における用語の定義として,適切なものはどれか。

出典令和3年度 秋期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問20
ア
脅威とは,一つ以上の要因によって付け込まれる可能性がある,資産又は管理策の弱点のことである。
イ
情報セキュリティインシデントとは,システム又は組織に損害を与える可能性がある,望ましくないインシデントのことである。
ウ
リスク対応とは,リスクの大きさが,受容可能か又は許容可能かを決定するために,リスク分析の結果をリスク基準と比較するプロセスである。
エ
脆弱性とは,一つ以上の脅威によって付け込まれる可能性がある,資産又は管理策の弱点のことである。