関係演算と和両立性
正解の理由 関係代数における「和両立(Union-Compatible)」とは、2つの関係 $R$ と $S$ が次の2つの条件を同時に満たしている状態を指します。 次数(属性/列の数)が互いに等しいこと。 対応する各属性のドメイン(データ型および値の範囲)が等しいこと。 集合演算である「和集合($R \cup S$)」「差集合($R - S$)」「共通集合($R \cap S$)」は、タプル同士を直接比較・統合するため、両関係が和両立であることが必須要件となります。 一方、「直積(Cartesian Product: $R \times S$)」は、関係 $R$ のすべてのタプルと関係 $S$ のすべてのタプルをそのまま連結して新しいタプルを構成する演算です。したがって、関係 $R$ と $S$ の次数やドメインが一致している必要は全くありません(和両立である必要がない)。したがって、ウが正解です。 各選択肢の解説 共通集合(積集合: $R \cap S$)を求めるには、両関係が和両立である必要があります。 差集合($R - S$)を求めるには、両関係が和両立である必要があります。 正しい記述です。直積演算($R \times S$)は属性の数や型が異なっていても実行可能であり、和両立は不要です。 和集合($R \cup S$)を求めるには、両関係が和両立である必要があります。
関係代数
和集合
関係
R
R
R
,
S
S
S
に次の演算を行うとき,
R
R
R
と
S
S
S
が和両立である必要のないものはどれか。
出典
2021r03a_db_am2_問11
ア
共通集合
イ
差集合
ウ
直積
エ
和集合
【正解・解説】関係演算と和両立性|2021r03a_db_am2_問11 | IT資格ラボ