ECCメモリと誤り制御符号
正解の理由 ECC(Error-Correcting Code)メモリは、放射線やノイズに起因するメモリカウンタの反転(ソフトエラー)を検知・修正し、システムの高信頼性を維持するためのメモリです。 ECCメモリで一般に用いられるのは、ハミング符号に全体のパリティビットを付加した「拡張ハミング符号(SEC-DED: Single Error Correction - Double Error Detection)」です。 1ビット誤りの訂正: 症候(シンドローム)を計算することで、誤りが発生したビット位置を特定し反転させて自動訂正します。 2ビット誤りの検出: 2ビットの誤りが発生した場合は訂正不能ですが、誤りが発生した事実を確実に検知してシステム停止(パニック)や再試行を促します。 したがって、2ビットの誤りを検出し1ビットの誤りを訂正する符号は「ハミング符号」であり、エが正解です。 各選択肢の解説 偶数パリティは1ビットの誤り検出のみが可能であり、誤りビットの特定(訂正)はできません。また偶数個(2ビット)の誤りは検出できません。 垂直パリティ(VRC)も単独では奇数個のビット誤り検出のみ可能です。水平パリティ(LRC)と組み合わせることで1ビット訂正が可能となります。 チェックサムはデータの合計値を比較してデータの破損を検出する方式であり、誤りの訂正はできません。 正しい記述です。ECCメモリの標準方式として広く利用されています。
ハミング符号
ECC
ECC メモリで,2 ビットの誤りを検出し,1 ビットの誤りを訂正するために用いるものはどれか。
出典
2021r03a_db_am2_問22
ア
偶数パリティ
イ
垂直パリティ
ウ
チェックサム
エ
ハミング符号
【正解・解説】ECCメモリと誤り制御符号|2021r03a_db_am2_問22 | IT資格ラボ