アドレスデコード回路(NOR/インバータ)によるROMチップセレクトアドレス範囲判定

アドレスデコーダ論理ゲートとROMのアドレスバス接続から有効なアドレス空間を解析します。 1. チップセレクト条件($\overline{\text{CS}}$ 有効条件)の解析 : - ROMの $\overline{\text{CS}}$ 端子はアクティブLow( 0 でチップ選択有効)です。 - $\overline{\text{CS}}$ を生成しているデコーダ回路は、アドレスバスの最上位ビット群($A_{15}, A_{14}$)の反転や論理ゲートで構成されています。 - $A_{15}$ と $A_{14}$ の組合せにおいて、$A_{15}=0, A_{14}=0$(アドレス 0000 〜 3FFF )の領域ではデコーダ出力が High(非選択)となり無効化されます。 - $A_{15}$ または $A_{14}$ のいずれか少なくとも一方が 1 である範囲、すなわち 2進数で 0100 0000 0000 0000 (16進数 4000 )から 1111 1111 1111 1111 (16進数 FFFF )までの全範囲において $\overline{\text{CS}} = 0$(有効)となります。 2. アクセス可能なアドレス範囲 : したがって、このROMにアクセスできるアドレスの範囲は 4000 〜 FFFF です。 したがって、正解は ウ です。 ア: $A_{15}=0, A_{14}=0$ の下位領域であり、デコード論理と反転します。 イ: アドレス幅を 16KB(7FFFまで)に制限した部分領域の誤答です。 エ: 最上位2ビットがともに1($A_{15}=1, A_{14}=1$)の領域のみに限定した誤答です。

プログラムと定数を ROM から読み出すために,アドレスバスとチップセレクト信号(CS‾\overline{\text{CS}})を図のように接続した。アドレスバスは A0A_0 が LSB である。この ROM にアクセスできるメモリアドレスの範囲はどれか。ここで,解答群の数値は 16進数で表記してある。

問題画像
出典令和3年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12
ア
0000 〜 1FFF
イ
4000 〜 7FFF
ウ
4000 〜 FFFF
エ
C000 〜 FFFF