クリティカルチェーン法(CCPM)の実施例

クリティカルチェーン法(CCPM: Critical Chain Project Management)は,TOC(制約条件の理論)をプロジェクトマネジメントに応用した手法である。人的資源や設備などのリソースの有限性(制約)と作業の不確実性を考慮してスケジュールを管理する。 個々のアクティビティに潜む安全余裕(バッファ)を取り除いて50%確率の見積もりとし,取り除いた余裕を「合流バッファ(非クリティカルパスがクリティカルチェーンに合流する地点)」や「プロジェクトバッファ(プロジェクトの終端)」に集約して一元管理する。 イ: 開発ツールの導入による生産性向上は一般的な作業効率化であり,CCPMのバッファ管理手法ではない。 ウ: クリティカルパス上の作業への要員追加投入は,クラッシングの説明である。 エ: 先行作業の完了前に後続作業を並行実施することは,ファストトラッキングの説明である。

プロジェクトのスケジュール管理で使用する“クリティカルチェーン法”の実施例はどれか。

出典令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問7
限りある資源とプロジェクトの不確実性に対応するために,合流バッファとプロジェクトバッファを設ける。
クリティカルパス上の作業に,生産性を向上させるための開発ツールを導入する。
クリティカルパス上の作業に,要員を追加投入する。
クリティカルパス上の先行作業の全てが終了する前に後続作業に着手し,一部を並行して実施する。