データ移動に着目した規模見積り技法(COSMIC法)

COSMIC法(COSMIC Functional Size Measurement Method)は,ISO/IEC 19761として標準化されているソフトウェアの機能規模測定手法である。 利用者の機能要件に基づいて機能プロセスを識別し,機能プロセス境界を越えるデータ移動や永続ストレージとのデータ移動を次の4つのタイプに分類してカウントする: ・エントリ(Entry: E): 外部から機能プロセスへ入力されるデータ移動 ・エグジット(Exit: X): 機能プロセスから外部へ出力されるデータ移動 ・読込み(Read: R): 永続ストレージから機能プロセスへ読み込まれるデータ移動 ・書込み(Write: W): 機能プロセスから永続ストレージへ書き込まれるデータ移動 各データ移動に単位規模(1 CFP: COSMIC Function Point)を付与して合算することにより,機能規模を客観的に算出する。 ア: COCOMOは,開発するソフトウェアのソースコード行数(ステップ数)を見積もり,過去の実績データに基づく数式から工数や期間を算出するコスト見積りモデルである。 ウ: 積み上げ法は,WBSの最下層のワークパッケージやタスクごとに個別に工数を見積もり,それらを合計して全体規模・工数を算出する手法である。 エ: 類推法は,過去に実施した類似のプロジェクトの実績値を基準にして,要件の相違点を加味しながら規模や工数を見積もる手法である。

ソフトウェアの規模の見積り方法のうち,利用者機能要件と機能プロセスに着目して,機能プロセスごとに①~③の手順で見積りを行うものはどれか。

  • ① データ移動を型として識別し,エントリ,エグジット,読込み及び書込みの4種類に分類する。

  • ② データ移動の型ごとに,その個数に単位規模を乗じる。

  • ③ ②で得た型ごとの値の合計を,機能プロセスの機能規模とする。

出典令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問9
COCOMO
COSMIC法
積み上げ法
類推法