定量的リスク分析におけるトルネード図

トルネード図(Tornado Diagram)は,感度分析(Sensitivity Analysis)の結果を視覚的に表現するために用いられる特殊な横棒グラフである。 不確実性をもつ各リスク要因や変数を正負に変動させた際,プロジェクト目標(コストやスケジュールなど)に与える影響の範囲を横棒で示し,影響度が大きい項目から順に上から並べて表示する。棒グラフの並びが逆三角形の竜巻(トルネード)の形に似ていることからこの名称が付けられている。 プロジェクト目標に最も大きな潜在的影響を与える主要なリスク要因を一目で特定・比較するのに役立つ。 ア: 確率分布は,各事象の発生確率を統計的に表現した関数やグラフ(正規分布,三角分布,ベータ分布など)である。 イ: デシジョンツリーダイアグラム(決定樹)は,複数の意思決定の選択肢とそれに伴う不確実な事象のシナリオ,発生確率,期待金額価値(EMV)を樹形図で整理した図表である。 エ: リスクブレークダウンストラクチャ(RBS)は,プロジェクトにおける潜在的リスクを発生源やカテゴリごとに階層的に分類・整理した図表である。

どのリスクがプロジェクトに対して最も影響が大きいかを判断するのに役立つ定量的リスク分析とモデル化の技法として,感度分析がある。感度分析の結果を示した次の図を何と呼ぶか。

トルネード図(感度分析)
出典令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問11
確率分布
デシジョンツリーダイアグラム
トルネード図
リスクブレークダウンストラクチャ