開発要員投入計画に基づくPCレンタルの最低費用計算

【条件の整理】 ・開発要員は「月初日」に着任するため,受入れ時のセットアップ(2週間)は「前月中」に行っておく必要がある。すなわち,利用開始月の前月からレンタル契約が必要となる。 ・開発要員は「月末日」に離任するため,返却時のデータ消去(1週間)は「翌月中」に行う必要がある。すなわち,利用終了月の翌月までレンタル契約が必要となる。 ・条件(7)より,レンタル期間中に他の開発要員に引き渡す場合はデータ消去やセットアップは不要である。したがって,短期間だけ返却して再度借り直すと返却月と受入れ月が重複してかえって割高になるため,継続利用を考慮して総レンタル月数(台・月)を最小化する。 【月ごとの必要台数(計)】 1月: 0台,2月: 2台,3月: 4台,4月: 7台,5月: 7台,6月: 11台,7月: 11台,8月: 9台,9月: 11台,10月: 4台,11月: 4台,12月: 0台 【最適調達グループの算出】 必要台数のピークである11台を,利用期間ごとにグループ化して調達する: ① 2台: 2月〜11月(10か月間)利用 ・受入れは1月,返却は12月となるため,レンタル期間は 1月〜12月の 12か月間。 ・小計: 2台 × 12か月 = 24台・月 ② 2台: 3月〜11月(9か月間)利用 ・受入れは2月,返却は12月となるため,レンタル期間は 2月〜12月の 11か月間。 ・小計: 2台 × 11か月 = 22台・月 ③ 3台: 4月〜9月(6か月間)利用 ・受入れは3月,返却は10月となるため,レンタル期間は 3月〜10月の 8か月間。 ・小計: 3台 × 8か月 = 24台・月 ④ 4台: 6月〜9月利用(ピーク対応) ※8月に一時的に2台不要(9台)となるが,8月に2台を返却すると「8月返却→9月消去(9月分発生)」+「9月利用のために8月受入れ(8月分発生)」となり,返却してもレンタル月数は一切減らない。よって4台とも6月〜9月まで継続利用する。 ・受入れは5月,返却は10月となるため,レンタル期間は 5月〜10月の 6か月間。 ・小計: 4台 × 6か月 = 24台・月 【合計金額の算出】 ・総レンタル台数・月 = 24 + 22 + 24 + 24 = 94台・月 ・PC1台あたりの月額料金は5千円であるため,最低金額は 94台・月 × 5千円 = 470千円(イ)である。

新しく編成するプロジェクトチームの開発要員投入計画に基づいてPCをレンタルで調達する。調達の条件を満たすレンタル費用の最低金額は何千円か。

〔開発要員投入計画〕(単位 人)

時期

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

設計者

2

4

4

4

2

2

2

2

2

2

プログラマ

3

3

5

5

3

3

2

2

テスタ

4

4

4

6

0

2

4

7

7

11

11

9

11

4

4

0

〔調達の条件〕

  • (1) PCのレンタル契約は月初日から月末日までの1か月単位であり,日割りによる精算は行わない。

  • (2) PC1台のレンタル料金は月額5千円である。

  • (3) 台数にかかわらず,レンタルPCの受入れ時のセットアップに2週間,返却時のデータ消去に1週間を要し,この期間はレンタル期間に含める。

  • (4) セットアップとデータ消去は,プロジェクトチームの開発要員とは別の要員が行う。

  • (5) 開発要員は月初日に着任し,月末日に離任する。

  • (6) 開発要員の役割にかかわらず,共通仕様のPCを1人が1台使用する。

  • (7) レンタル期間中にPCを他の開発要員に引き渡す場合,データ消去,セットアップ及び引渡しの期間は不要である。

出典令和3年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問13
350
470
480
500