ディジタルフォレンジックスの保全順序

ディジタルフォレンジックスにおいて、証拠を保全する際は、電源切断や時間経過によって失われやすい( 揮発性が高い )データから優先して収集する必要があります。RFC 3227に基づく揮発性の高い順序は以下の通りです。 レジスタ、キャッシュ、ルーティングテーブルやARPキャッシュ(dに該当) メインメモリ ディスクなどの二次記憶装置(cに該当) 遠隔のログなど(aに該当) アーカイブメディア(CDなど物理媒体)(bに該当) したがって、揮発性の高い順(優先順)は d → c → a → b となります。選択肢エは文字認識上「d c a → b」と表記されていますが、この順序を指しています。

外部から侵入されたサーバ及びそのサーバに接続されていた記憶媒体を調査対象としてディジタルフォレンジックスを行うことになった。このとき、稼働状態にある調査対象のサーバ、記憶媒体などから表に示すa~dを証拠として保全する。保全の順序のうち、揮発性の観点から最も適切なものはどれか。

証拠として保全するもの

a

遠隔にあるログサーバに記録された調査対象サーバのアクセスログ

b

調査対象サーバにインストールされていた会計ソフトのインストール用 CD

c

調査対象サーバのハードディスク上の表計算ファイル

d

調査対象サーバのルーティングテーブルの状態

出典令和3年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問12
ア

a →c → d → b

イ

b → c → a → d

ウ

c → a → d → b

エ

d → c → a → b