リアルタイムOSにおいてプリエンプション発生時に遷移する実行可能状態

リアルタイムOSにおいて、実行中のタスクがプリエンプション(Preemption)によって遷移する状態は「実行可能状態」です。 タスクの状態遷移において、プリエンプションとは「現在CPUを割り当てられて実行状態にあるタスクから、より優先度の高いタスクの起床・発生などを契機として、OSのスケジューラがCPUの使用権を強制的に剥奪する動作」を指します。 CPUを剥奪されたタスクは、自身の実行に必要な資源はすべて揃っており、単にCPUが空き次第いつでも再開できる状態であるため、「実行可能状態(Ready)」へと遷移します。 「休止状態(Dormant)」は、タスクが未生成であるか、実行を終えてメモリから解放された状態です。プリエンプションによる遷移先ではありません。 「終了状態」は、タスクが全処理を完了した状態です。 「待ち状態(Waiting / Blocked)」は、入出力の完了やイベント通知、セマフォの獲得待ちなど、特定の外部事象が発生するまで自ら実行を中断している状態です。プリエンプションは外的要因によるCPU剥奪であるため待ち状態にはなりません。

リアルタイムOSにおいて,実行中のタスクがプリエンプションによって遷移する状態はどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問17
ア
休止状態
イ
実行可能状態
ウ
終了状態
エ
待ち状態