プログラム実行時における動的メモリ割り当てと主記憶管理

主記憶管理に関する記述として「プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという」が適切です。 ガベージコレクション(Garbage Collection: GC)は、プログラムの実行中に動的に確保されたヒープ領域のうち、変数等から参照されなくなって不要となったメモリ領域を自動的に検出し、回収・解放して再利用可能にするメモリ管理の仕組みです(JavaやPythonなどで標準提供)。 主記憶上の細切れになった空き領域(フラグメンテーション)を結合して1つの連続した大きな空き領域にする処理は「メモリコンパクション(メモリ圧縮)」または「デフラグメンテーション」の説明です。可変区画方式はプログラムのサイズに合わせて動的にメモリ区画を割り当てる方式です。 プログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置(アドレス)を移動させても正常に実行できるようにすることを「動的再配置(Dynamic Relocation)」といいます。動的リンキングは実行時にモジュールを結合する方式です。 プログラムの実行中に必要となった時点でモジュールを主記憶へロードすることは「動的ロード(Dynamic Loading)」の説明です。

プログラム実行時の主記憶管理に関する記述として,適切なものはどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問18
ア
主記憶の空き領域を結合して一つの連続した領域にすることを,可変区画方式という。
イ
プログラムが使用しなくなったヒープ領域を回収して再度使用可能にすることを,ガーベジコレクションという。
ウ
プログラムの実行中に主記憶内でモジュールの格納位置を移動させることを,動的リンキングという。
エ
プログラムの実行中に必要になった時点でモジュールをロードすることを,動的再配置という。