電荷を蓄積・放電して電圧安定化や平滑化を行うコンデンサの機能
コンデンサ(キャパシタ)の機能として「交流電流は通すが直流電流は通さない」が適切です。 コンデンサは、絶縁体(誘電体)を2枚の導体電極で挟んだ基本構造をもつ電子受動素子です。
- **直流に対する特性**: 直流電圧を印加すると電極に電荷が蓄積されますが、絶縁体により直流的な電気の流れは完全に遮断されるため、充電完了後は直流電流を通しません(直流を遮断)。
- **交流に対する特性**: 交流電圧が印加されると、電圧の極性・振幅の周期的な反転に伴って電荷の充放電が繰り返され、見かけ上回路に交流電流が継続して流れます(交流を通過)。周波数が高くなるほどリアクタンス(交流抵抗成分 $X_C = \frac{1}{2\pi f C}$)が小さくなり電流が通りやすくなります。 交流電流を直流電流に変換する(整流する)のは「ダイオード(整流回路)」の機能です。 直流電流を通し、周波数の高い交流電流を阻止する(通りにくくする)のは「インダクタ(コイル)」の特性です(誘導性リアクタンス $X_L = 2\pi f L$)。 直流電流を交流電流に変換するのは「インバータ(逆変換器)」の機能です。
【正解・解説】電荷を蓄積・放電して電圧安定化や平滑化を行うコンデンサの機能|令和3春 応用情報 午前 問24 | IT資格ラボ