2.4GHz帯無線LANにおけるチャネル重複干渉を避ける周波数チャネル割当て

2.4GHz帯無線LANにおけるアクセスポイントのチャネル割当てとして「アクセスポイント相互の電波の干渉を避けるために,隣り合うアクセスポイントには,例えば周波数チャネル番号1と6,6と11のように離れた番号を割り当てるのがよい」が適切です。 2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)では、各チャネルの中心周波数が 5MHz 間隔で配置されていますが、1回の通信で使用するチャネル帯域幅は約 20MHz〜22MHz に及びます。 そのため、近接する番号同士(1chと2chなど)は周波数の大部分が重複して深刻な電波干渉を引き起こします。互いに干渉しない(周波数帯が重ならない)ようにするためには最低でも 5 チャネル分(25MHz)離す必要があり、一般に日本国内では「1ch, 6ch, 11ch」の3つの非重複チャネルを交互に配置してセルを構成します。 すべてのAPに同一チャネル番号を設定すると、広域で同一チャネル干渉(電波の衝突やキャリアセンス待ち)が頻発し、通信速度が極端に低下します。 SSIDが異なっていても同一周波数帯の電波を使用していれば物理的な電波干渉が発生します。出荷時のデフォルトチャネルのまま放置すると干渉が避けられません。 1, 2, 3 と連番で隣り合うAPに割り当てると、周波数が重複して激しい電波干渉が発生します。

2.4GHz帯の無線LANのアクセスポイントを,広いオフィスや店舗などをカバーできるように分散して複数設置したい。2.4GHz帯の無線LANの特性を考慮した運用をするために,各アクセスポイントが使用する周波数チャネル番号の割当て方として,適切なものはどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36
ア
PCを移動しても,PCの設定を変えずに近くのアクセスポイントに接続できるように,全てのアクセスポイントが使用する周波数チャネル番号は同じ番号に揃えておくのがよい。
イ
アクセスポイント相互の電波の干渉を避けるために,隣り合うアクセスポイントには,例えば周波数チャネル番号1と6,6と11のように離れた番号を割り当てるのがよい。
ウ
異なるSSIDの通信が相互に影響することはないので,アクセスポイントごとにSSIDを変えて,かつ,周波数チャネル番号の割当ては機器の出荷時設定のままがよい。
エ
障害時に周波数チャネル番号から対象のアクセスポイントを特定するために,設置エリアの端から1,2,3と順番に使用する周波数チャネル番号を割り当てるのがよい。