経済産業省とIPAによるサイバーセキュリティ経営ガイドラインの基本理念

サイバーセキュリティ経営ガイドラインの説明として「企業がIT活用を推進していく中で,サイバー攻撃から企業を守る観点で経営者が認識すべき3原則と,情報セキュリティ対策を実施する上での責任者となる担当幹部に,経営者が指示すべき重要10項目をまとめたもの」が適切です。 経済産業省とIPAが策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」は、サイバーセキュリティをIT部門の個別課題ではなく「企業の経営課題」として位置付け、経営陣が主導して対策を進めるための実践的な指針です。 - **経営者が認識すべき3原則**: リーダーシップの発揮、サプライチェーン全体の対策、平時および有事の情報開示と対話 - **重要10項目**: CISO(最高情報セキュリティ責任者)等の担当幹部に指示すべき体制整備、リスク特定、事前対策、インシデント初動対応、復旧手順などの具体的項目 「情報資産をCIAの観点から維持管理し,継続的に見直すためのプロセス及び管理策を規定したもの」は、ISO/IEC 27001(ISMS: 情報セキュリティマネジメントシステム)の説明です。 「ITガバナンスとITマネジメントに分割し,40のプロセスを定義したもの」は、ISACAが策定した「COBIT(Control Objectives for Information and related Technology)」の説明です。 「サイバーセキュリティ上の脅威に関して国の責務を定めたもの」は、「サイバーセキュリティ基本法」の説明です。

経済産業省とIPAが策定した“サイバーセキュリティ経営ガイドライン(Ver2.0)“の説明はどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問41
ア
企業がIT活用を推進していく中で,サイバー攻撃から企業を守る観点で経営者が認識すべき3原則と,情報セキュリティ対策を実施する上での責任者となる担当幹部に,経営者が指示すべき重要10項目をまとめたもの
イ
経営者が情報セキュリティについて方針を示し,マネジメントシステムの要求事項を満たすルールを定め,組織が保有する情報資産をCIAの観点から維持管理し,継続的に見直すためのプロセス及び管理策を体系的に規定したもの
ウ
事業体のITに関する経営者の活動を,大きくITガバナンス(統制)とITマネジメント(管理)に分割し,具体的な目標と工程として40のプロセスを定義したもの
エ
世界的規模で生じているサイバーセキュリティ上の脅威の深刻化に関して,企業の経営者を支援する施策を総合的かつ効果的に推進するための国の責務を定めたもの