TLSクライアント認証におけるサーバ証明書送付とクライアント証明書送付手順

TLSハンドシェイクにおいてクライアント認証を実施する際の処理手順は「b → a → c」です。 1. **ステップ1: サーバ認証と証明書送付(処理 b)**: まず通常のTLS接続確立として、サーバがクライアントへ「サーバ証明書」を送付し、クライアント側でサーバの正当性を確認します($b$)。 2. **ステップ2: クライアント証明書の送付(処理 a)**: サーバ側がクライアント認証を要求した場合(`CertificateRequest`)、クライアントは自身の正当性を証明するためにサーバへ「クライアント証明書」を送付します($a$)。 3. **ステップ3: サーバによるクライアント認証(処理 c)**: サーバは受け取ったクライアント証明書の有効性(CA署名、有効期限等)を検証し、さらにクライアントが秘密鍵を保持していることを確認して認証を完了します($c$)。 したがって、適切な順序は $b \to a \to c$ となり、**ウ**が正解です。 クライアント証明書を送付する前に、まずサーバがサーバ証明書を送付して接続の安全性とサーバの身元を確立する必要があります。 クライアント証明書を受信する前にサーバがクライアントを認証することはできません。 証明書の送付が行われる前にクライアントの認証を行うことはできません。

TLS のクライアント認証における次の処理 a~c について,適切な順序はどれか。

処理

処理の内容

a

クライアントが,サーバにクライアント証明書を送付する。

b

サーバが,クライアントにサーバ証明書を送付する。

c

サーバが,クライアントを認証する。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問45
ア
a → b → c
イ
a → c → b
ウ
b → a → c
エ
c → a → b