PMBOKにおける好機(プラスのリスク)に対する対応戦略「強化」の定義

PMBOKガイドにおける好機(プラスのリスク)に対する戦略「強化(Enhance)」の説明として「好機の発生確率や影響度,又はその両者を増大させる」が適切です。 PMBOKにおいて、プロジェクトにプラスの影響を与えるリスク(好機: Opportunity)への対応戦略には以下の4つが定義されています: - **強化(Enhance)**: 好機をもたらす要因を特定・推進し、好機の発生確率やプラスの影響度(便益)、またはその両方を増大させる戦略(脅威に対する「軽減」に対応)。 - **活用(Exploit)**: 好機が確実に実現(発生確率100%)するようにし、ベネフィットを確実に捉える戦略(脅威に対する「回避」に対応)。 - **共有(Share)**: 好機の利益を最大限に引き出せる第三者に所有権を移転・配分し、利益を共同で享受する戦略(脅威に対する「転嫁」に対応)。 - **受容(Accept)**: 積極的な対策は講じないが、好機が発生した際にはその便益を享受する戦略。 好機に対する「受容(Accept)」の説明です。 好機の発生を確実に保証してベネフィットを捉える「活用(Exploit)」の説明です。 好機のオーナーシップを第三者に移転して利益を分け合う「共有(Share)」の説明です。

PMBOKガイド第6版によれば,リスクにはマイナスの影響を及ぼすリスク(脅威)とプラスの影響を及ぼすリスク(好機)がある。プラスの影響を及ぼすリスクに対する“強化“の戦略はどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問54
ア
いかなる積極的行動も取らないが,好機が実現したときにそのベネフィットを享受する。
イ
好機が確実に起こり,発生確率が100%にまで高まると保証することによって,特別の好機に関連するベネフィットを捉えようとする。
ウ
好機のオーナーシップを第三者に移転して,好機が発生した場合にそれがベネフィットの一部を共有できるようにする。
エ
好機の発生確率や影響度,又はその両者を増大させる。