ITILにおける検討中・稼働中・廃止済みの全サービスを包括管理するサービスポートフォリオ

ITIL 2011におけるサービス・ポートフォリオの説明として「サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって,サービス・プロバイダによって管理されている"検討中か開発中","稼働中か展開可能"及び"廃止済み"の全てのサービスが含まれる」が適切です。 サービス・ポートフォリオ(Service Portfolio)は、サービスプロバイダが管理するすべてのサービスをライフサイクル全体にわたって包括的に記録・可視化する統合管理リストです。以下の3つのコンポーネントから構成されます: 1. **サービス・パイプライン**: 提案・検討中または開発・移行中の将来のサービス(顧客には非公開)。 2. **サービス・カタログ**: 現在顧客に提供可能または稼働中のサービス(顧客に公開)。 3. **廃止済みサービス**: 提供が終了・廃止された過去のサービス。 顧客に公開され、稼働中・展開可能なサービスのみを掲載するリストは「サービス・カタログ(Service Catalog)」の説明です。 廃止済みサービスも含めてライフサイクル全体を管理するため、「廃止済みサービスは含まれない」とする記述は不適切です。 検討中・開発中のサービスも含めて包括管理するため、「検討中か開発中は含まれない」とする記述は不適切です。

ITIL 2011 editionによれば,サービス・ポートフォリオの説明のうち,適切なものはどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56
ア
サービス・プロバイダの約束事項と投資を表すものであって,サービス・プロバイダによって管理されている"検討中か開発中","稼働中か展開可能"及び"廃止済み"の全てのサービスが含まれる。
イ
サービスの販売と提供の支援に使用され,顧客に公開されるものであって,"検討中か開発中"と"廃止済み"のサービスは含まれず,"稼働中か展開可能"のサービスだけが含まれる。
ウ
投資の機会と実現される価値を含むものであって,"廃止済み"のサービスは含まれず,"検討中か開発中"のサービスと"稼働中か展開可能"のサービスが含まれる。
エ
どのようなサービスが提供できたのか,実力を示すものであって,"検討中か開発中"のサービスは含まれず,"稼働中か展開可能"のサービスと"廃止済み"のサービスが含まれる。