システム運用から得られる収益や成果を発注者と受注者で分配するレベニューシェア

システム開発委託契約におけるレベニューシェア契約の特徴として「開発するシステムから得られる収益を委託側が受託側にあらかじめ決められた配分率で分配する」が適切です。 レベニューシェア(Revenue Share: 収益分配型契約)は、システム開発やサービス立ち上げにかかる初期費用を受託者(開発ベンダ)が無償または低廉に引き受ける代わりに、システム稼働後にサービスやEC等から発生した実際の売上・収益(レベニュー)を、あらかじめ合意した配分比率(シェア)で発注者と受託者の間で継続的に分配する契約形態です。双方がリスクと成果を共有するパートナーシップ型の開発手法として利用されます。 収益とは無関係に発注側が開発費用の全額を負担するのは、通常の「請負契約」や「準委任契約(タイム&マテリアル)」の特徴です。 収益に関係なく定額で費用を負担するのは固定金額での一括請負契約の特徴です。 レベニューシェアでは受託側の収益がサービスの実際の売上規模に連動するため、固定額の収益が保証されるわけではありません。

システム開発委託契約の委託報酬におけるレベニューシェア契約の特徴はどれか。

出典令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問66
ア
委託側が開発するシステムから得られる収益とは無関係に開発に必要な費用を全て負担する。
イ
委託側は開発するシステムから得られる収益に関係無く定額で費用を負担する。
ウ
開発するシステムから得られる収益を委託側が受託側にあらかじめ決められた配分率で分配する。
エ
受託側は継続的に固定額の収益が得られる。