分割統治法の説明

分割統治法 (Divide and Conquer) は、そのままでは解くのが難しい大きな問題を、いくつかのより小さな問題に分割し、それぞれを独立して解いた上で、その結果をつなぎ合わせて最終的な元の問題を解決するアルゴリズム設計手法です。クイックソートやマージソートなどに利用されます。 ア:とりあえず粗い解を出して逐次改良して精度の良い解を得るのは、「 ヒューリスティック手法(近似解法) 」の説明です。 イ:起こり得る全てのデータを組み合わせ、無駄なものを除き調べるのは、「 分枝限定法 」などの説明です。 ウ:正解です。 問題を分割して個別に解き、結果をつなぎ合わせるという分割統治法の特徴を正しく説明しています。 エ:各時点で最良の解を選択し、これを繰り返すのは、「 貪欲法(Greedy Algorithm) 」の説明です。

アルゴリズム設計としての分割統治法に関する記述として、適切なものはどれか。

出典令和3年度 春期 高度情報処理技術者試験 午前1
ア
与えられた問題を直接解くことが難しいときに、幾つかに分割した一部分に注目し、とりあえず粗い解を出し、それを逐次改良して精度の良い解を得る方法である。
イ
起こり得る全てのデータを組み合わせ、それぞれの解を調べることによって、データの組合せのうち無駄なものを除き、実際に調べる組合せ数を減らす方法である。
ウ
全体を幾つかの小さな問題に分割して、それぞれの小さな問題を独立に処理した結果をつなぎ合わせて、最終的に元の問題を解決する方法である。
エ
まずは問題全体のことは考えずに、問題をある尺度に沿って分解し、各時点で最良の解を選択し、これを繰り返すことによって、全体の最適解を得る方法である。