VLSMによるサブネットワークアドレス設計

可変長サブネットマスク(VLSM)環境において、各セグメントのアドレス範囲が重複(競合)せず、かつルータ間で全セグメントが正しくルーティングできるように、セグメントAに割り当て可能なネットワークアドレスとサブネットマスクを求める問題です。 既存の各セグメントのアドレス範囲を特定します: ・セグメントB: 172.16.1.32 / 255.255.255.224 (/27, 32個単位) → 範囲: 172.16.1.32 ~ 172.16.1.63 ・セグメントD: 172.16.1.64 / 255.255.255.192 (/26, 64個単位) → 範囲: 172.16.1.64 ~ 172.16.1.127 ・セグメントC: 172.16.1.224 / 255.255.255.252 (/30, 4個単位) → 範囲: 172.16.1.224 ~ 172.16.1.227 現在使用されている範囲は 172.16.1.32 ~ 172.16.1.127、および 172.16.1.224 ~ 172.16.1.227 です。 選択肢の各候補を検証します: ・ア: 172.16.1.0/25 (255.255.255.128) → 範囲 172.16.1.0 ~ 172.16.1.127 となり、セグメントB(32~63)およびD(64~127)と重複するため不可。 ・イ: 172.16.1.128/25 (255.255.255.128) → 範囲 172.16.1.128 ~ 172.16.1.255 となり、セグメントC(224~227)を内包して重複するため不可。 ・ウ: 172.16.1.128/26 (255.255.255.192) → 範囲 172.16.1.128 ~ 172.16.1.191 (/26, 64個単位) です。この範囲は既存のどのセグメントとも重複しないため適切です。 ・エ: 172.16.1.192/26 (255.255.255.192) → 範囲 172.16.1.192 ~ 172.16.1.255 となり、セグメントC(224~227)を含んで重複するため不可。 したがって、正しく割り当てられるのはウ(172.16.1.128, 255.255.255.192)です。 範囲 172.16.1.0~172.16.1.127 がセグメントBおよびDのアドレス帯と重複します。 範囲 172.16.1.128~172.16.1.255 がルータ間のセグメントC(172.16.1.224/30)と重複します。 範囲 172.16.1.192~172.16.1.255 がセグメントC(172.16.1.224/30)と重複します。

可変長サブネットマスクを利用できるルータを用いた図のネットワークにおいて,全てのセグメント間で通信可能としたい。セグメント A に割り当てるサブネットワークアドレスとして,適切なものはどれか。ここで,図中の各セグメントの数値は,上段がネットワークアドレス,下段がサブネットマスクを表す。

問題画像
出典令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

ネットワークアドレス

サブネットマスク

172.16.1.0

255.255.255.128

172.16.1.128

255.255.255.128

172.16.1.128

255.255.255.192

172.16.1.192

255.255.255.192