ネットワークの最大論理回線多重度

X地点からY地点までの最大フロー(最大多重度)を求める問題です。フォード・ファルカーソンのアルゴリズムや最小カット最大フロート定理を用いて算出します。 X地点からの流出可能容量(カット候補1): 枝X-A(4) + 枝X-B(4) + 枝X-C(3) = 11 です。 各ルートを通るフローを探索します: ・ルート1: X → A → D → Y(容量: min(4, 1, 3) = 1) ・ルート2: X → A → B → D → Y(容量: A-B(2), B-D(2), D-Y残(3-1=2) → 2) ・ルート3: X → B → E → Y(容量: B-E(3), E-Y(3) → 3) ・ルート4: X → C → F → G → Y(容量: min(3, 4, 3, 6) = 3) ・ルート5: X → C → F → E → G → Y(容量: C-F残(4-3=1), F-E(2), E-G(4), G-Y残(6-3=3) → 1) 合計フロー: 1 + 2 + 3 + 3 + 1 = 10 となります。 ボトルネックとなるカット(最小カット): 例えば {D-Y(3), E-Y(3), F-G(3), F-E(2)} 周辺を検証すると、カット容量が10となり、これ以上流せないことが確認できます。したがって最大論理回線数は10です。 8は、ボトルネックの一部を過小に見積もった場合の誤りです。 9は、ルートの探索が不十分な場合の誤りです。 11は、X地点から流出する枝の合計容量(4 + 4 + 3 = 11)ですが、後段のネットワーク内のボトルネックにより11本すべてを同時に流すことはできません。

図のネットワークで,数字は二つの地点間で同時に使用できる論理回線の多重度を示している。X 地点から Y 地点までには同時に最大幾つの論理回線を使用することができるか。

問題画像
出典令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
8
9
10
11