QoSトラフィック制御方式

アドミッション制御(Admission Control:受付制御)は、通信開始前に端末やアプリケーションがネットワークに対して要求帯域や遅延等のQoSリソースを要求し、ネットワーク側で要求を満たせるリソースが確保できる場合にのみ通信の開始を許可する制御方式です。 規定された最大速度を超過したパケットを破棄するか優先度を下げる(マーキングし直す)制御は、ポリシング(Policing)の説明です。 パケットをバッファに蓄積して送出間隔を調整し、規定速度を超えないようトラフィックを平準化(平滑化)する制御は、シェーピング(Shaping)の説明です。 フレームの種類や宛先に応じて優先順位をつけてパケットを処理・転送する方式は、優先制御(PQ:Priority Queuing等)の説明です。ベストエフォート(最善努力)は特定の通信品質を保証せず、ネットワークの空き状況に応じて転送する方式です。

ネットワークの QoS を実現するために使用されるトラフィック制御方式に関する説明のうち,適切なものはどれか。

出典令和3年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
通信を開始する前にネットワークに対して帯域などのリソースを要求し,確保の状況に応じて通信を制御することを,アドミッション制御という。
入力されたトラフィックが規定された最大速度を超過しないかを監視し,超過分のパケットを破棄するか優先度を下げる制御を,シェーピングという。
パケットの送出間隔を調整することによって,規定された最大速度を超過しないようにトラフィックを平準化する制御を,ポリシングという。
フレームの種類や宛先に応じて優先度を変えて中継することを,ベストエフォートという。