直列結合システムのMTBFとMTTRの算出

二つの同一サブシステム(MTBF=R、MTTR=S)を直列に結合した場合、いずれか一方が故障するとシステム全体が停止します。 1台当たりの故障率を λ = 1/R とすると、直列結合全体の故障率 λ_total は 2λ = 2/R となり、全体のMTBFはおよそ R/2(故障間隔は半分)になります。 一方、故障発生時の1回当たりの平均修復時間MTTRは、故障した1台を修復する時間であるため、個々のMTTRと同じ S となります。 したがって、MTBFは R/2、MTTRは S となり、正解はウです。 サブシステムが2台直列のため故障率は2倍になり、MTBFはRではなく半分(R/2)になります。 MTBFが半分にならず、修復時間が2倍になっているため誤りです。 同時に故障しない前提のため、1回当たりの平均修復時間はSであり、2Sにはなりません。

MTBFがRでMTTRがSであるサブシステムを二つ直列に結合したシステムがある。システム全体のおよそのMTBFとMTTRは,どの組合せになるか。ここで,SはRに比べて十分に小さく,故障が同時に起きることはないものとする。 〔MTBF/MTTR の組合せ〕 ・ア:〔MTBF〕R 〔MTTR〕S ・イ:〔MTBF〕R 〔MTTR〕2S ・ウ:〔MTBF〕R/2 〔MTTR〕S ・エ:〔MTBF〕R/2 〔MTTR〕2S

出典令和3年度 春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅱ 問22
ア
ア
イ
イ
ウ
ウ
エ
エ