ブルウィップ効果を抑制するための需要情報共有(POS連携)

ブルウィップ効果は、各階層が個別に過去の発注量から需要を推測し安全在庫を上乗せすることやリードタイムの遅延によって生じます。したがって、小売店舗のPOS実売データをサプライチェーン全体の全部門・全サプライヤーでリアルタイムに共有し、発注リードタイムを短縮することが最も有効な解決策となります。 まとめ発注(ロット拡大)は、発注の波を大きくしブルウィップ効果を悪化させます。 各拠点での個別安全在庫の積み増しは、上流での過剰在庫と需要増幅を助長します。 頻繁な特売(価格変動)は、買いだめと需要の乱高下を引き起こし悪影響を与えます。

サプライチェーンにおいて、需要情報の歪みによって上流へ行くほど在庫変動が増幅される「ブルウィップ効果」を軽減するための対策として、最も有効なものはどれか。

出典令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問14
ア
発注手数料を削減するために、発注頻度を減らし1回当たりのロットサイズを極力大きくする。
イ
各拠点が独自に安全在庫を積み増し、品切れを絶対に起こさないようにする。
ウ
サプライチェーン全体でPOSデータなどの末端需要情報をリアルタイムに共有し、情報伝達リードタイムを短縮する。
エ
期間限定の大幅値引きキャンペーンを頻繁に実施して消費者の購買意欲を刺激する。