ポートフォリオ理論における分散可能リスク(非市場リスク)

投資ポートフォリオにおけるリスクは、「システマティックリスク(市場リスク:市場全体が受ける不可避のリスク)」と、「アンシステマティックリスク(非市場リスク/個別リスク:個別企業や特定銘柄に固有のリスク)」に分類されます。相関の低い複数銘柄に分散投資を行うことで、個別リスク(アンシステマティックリスク)を相殺・低減させることができます。 システマティックリスク(市場全体のリスク)は、分散投資を行っても低減できません。 金融システム全体が連鎖的に崩壊するシステミックリスクは分散投資では低減できません。 市場の流動性リスクは銘柄分散だけで完全に解消できるものではありません。

現代ポートフォリオ理論(MPT)において、異なる複数の資産に分散投資を行うことによって低減できるリスクはどれか。

出典令和3年度 春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅱ 問16
ア
金利変動リスクやインフレリスクなどの市場全体に共通するシステマティックリスク
イ
天変地異や戦争などによって市場全体が暴落するシステミックリスク
ウ
個別企業固有の業績悪化や不祥事などに起因するアンシステマティックリスク(個別リスク)
エ
金融商品取引所が閉鎖されて売買不能となる流動性リスク