エラープルーフ化

エラープルーフ化(Fool-proof / ポカヨケ)とは,人間の不注意,勘違い,思い込みなどによるヒューマンエラー(誤操作・誤作業)が発生しても,重大な過誤や障害に至らないように,あるいは間違いそのものを起こせないようにシステムや道具の構造側で防止・抑止する設計手法です。ウィンドウごとに背景色を変えて本番機と検証機の取り違えを防ぐ施策はエラープルーフの典型例です。 作業手順書を熟読させることや注意喚起を行うことは人的な意識付けであり,仕組みで誤りを防ぐエラープルーフ化ではありません。 ミスをした作業者を処分することは再発防止やエラープルーフ化の思想に反します。 定期的な集合教育を実施することはスキル向上策であり,作業環境自体のエラープルーフ化ではありません。

ヒューマンエラーに起因する障害を発生しにくくする方法に,エラープルーフ化がある。運用作業におけるエラープルーフ化の例として,最も適切なものはどれか。

出典情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B サンプル問題 科目A 問38
ア
画面上の複数のウィンドウを同時に使用する作業では,ウィンドウを間違えないようにウィンドウの背景色をそれぞれ異なる色にする。
イ
長時間に及ぶシステム監視作業では,疲労が蓄積しないように,2 時間おきに交代で休憩を取得する体制にする。
ウ
ミスが発生しやすい作業について,過去に発生したヒヤリハット情報を共有して同じミスを起こさないようにする。
エ
臨時の作業を行う際にも落ち着いて作業ができるように,臨時の作業の教育や訓練を定期的に行う。