ホストOSとコンテナ型仮想化ソフトウェアによる実行環境

コンテナ型仮想化 (Dockerなど)は、ホストOSのカーネルをすべてのコンテナ間で共有し、仮想化ソフトウェア(コンテナエンジン)によってプロセスや名前空間、リソースを隔離することで個々の実行環境(コンテナ)を構築する技術です。ハイパーバイザー型やホスト型仮想化のようにコンテナごとに個別のゲストOSを起動する必要がないため、軽量で起動が極めて高速という利点があります。したがって、 ウ が正解です。 コンテナ環境ではホストOSのカーネルを共有しますが、物理サーバ上には必ずホストOSが必要であり、「どちらかにOSをもてばよい」とする説明は誤りです。 ハードウェア上で直接ハイパーバイザーを稼働させ、各仮想マシンにゲストOSをインストールする「ハイパーバイザー型仮想化(Type 1)」の説明です。 ホストOS上で仮想化ソフトを稼働させ、その上で個別のゲストOSを丸ごと動作させる「ホスト型仮想化(Type 2)」の説明です。

コンテナ型仮想化の説明として,適切なものはどれか。

出典令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問12
ア
物理サーバと物理サーバの仮想環境とがOSを共有するので,物理サーバか物理サーバの仮想環境のどちらかにOSをもてばよい。
イ
物理サーバにホストOSをもたず,物理サーバにインストールした仮想化ソフトウェアによって,個別のゲストOSをもった仮想サーバを動作させる。
ウ
物理サーバのホストOSと仮想化ソフトウェアによって,プログラムの実行環境を仮想化するので,仮想サーバに個別のゲストOSをもたない。
エ
物理サーバのホストOSにインストールした仮想化ソフトウェアによって,個別のゲストOSをもった仮想サーバを動作させる。