コネクションレス型トランスポート層プロトコルUDPの特徴

UDP (User Datagram Protocol)は、TCP/IPプロトコル群のトランスポート層に位置し、事前のコネクション確立(ハンドシェイク)を行わずにデータを一方的に送信するコネクションレス型の通信プロトコルです。確認応答(ACK)やパケットの順序制御、再送制御などの高信頼性機能を一切省くことで、オーバーヘッドを最小化し低遅延なデータグラム通信を実現します(DNS問合せや音声・映像のリアルタイム配信などで広く使用されます)。したがって、 エ が正解です。 ICMP(Internet Control Message Protocol)は、ネットワーク層(第3層)でエラー通知や到達確認(ping等)を行うプロトコルであり、トランスポート層のプロトコルではありません。 PPP(Point-to-Point Protocol)は、データリンク層(第2層)で2点間のシリアル接続を行うプロトコルです。 TCP(Transmission Control Protocol)は、3ウェイハンドシェイクによるコネクション確立、シーケンス番号による順序制御、確認応答と再送制御を備えたコネクション型の高信頼性プロトコルです。

IPの上位階層のプロトコルとして,コネクションレスのデータグラム通信を実現し,信頼性のための確認応答や順序制御などの機能をもたないプロトコルはどれか。

出典令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問34
ア
ICMP
イ
PPP
ウ
TCP
エ
UDP