Webアプリケーション層への攻撃を防ぐWAFの有効性

WAF (Web Application Firewall)は、OSI参照モデルのアプリケーション層(HTTP/HTTPS)で通信内容(リクエストヘッダやペイロード)をリアルタイムに検査し、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング(XSS)、OSコマンドインジェクションなどのWebアプリケーション固有の脆弱性を狙った攻撃を検知・遮断するセキュリティ製品です。HTTP/HTTPSプロトコル上でJSONやXMLをやり取りする REST APIサービスに対する脆弱性攻撃 に対しても有効に防御機能を発揮します。したがって、 イ が正解です。 DNSキャッシュポイズニングはDNSプロトコル(UDP/53)を標的とした攻撃であり、HTTP/HTTPSを監視するWAFの防御対象外です(DNSSECやソースポートランダム化等で対処します)。 SMTPサーバの第三者不正中継を悪用した攻撃はメール転送プロトコル(SMTP)の不備を突くものであり、WAFの防御対象外です(SMTP AUTHや適切なリレー制限で対処します)。 メール爆弾は大量の電子メールを送り付けてメールボックスやディスクを逼迫させる攻撃であり、メールゲートウェイやスパムフィルタで対処します。

WAFによる防御が有効な攻撃として,最も適切なものはどれか。

出典令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42
ア
DNSサーバに対するDNSキャッシュポイズニング
イ
REST APIサービスに対するAPIの脆弱性を狙った攻撃
ウ
SMTPサーバの第三者不正中継の脆弱性を悪用したフィッシングメールの配信
エ
電子メールサービスに対する電子メール爆弾