問題のある入力を網羅的に与えて不具合を検出するファジング

ファジング (Fuzzing)とは、検査対象のソフトウェアに対して「ファズ(Fuzz)」と呼ばれる問題を引き起こしそうな無効・予期しないデータ(極端に長い文字列、不正な境界値、制御文字など)を自動的かつ網羅的に生成・入力し、例外発生、強制終了、メモリリークなどの異常動作を監視・分析することで潜在的な脆弱性を発見するテスト手法です。したがって、 イ が正解です。 システムに大量の負荷を与えて性能限界や耐久性を測定する「負荷テスト(ストレステスト)」の説明です。 辞書にある単語や過去に漏洩した文字列を用いてログインを試みる「辞書攻撃(Dictionary Attack)」の説明です。 WebアプリケーションでHTMLの特殊文字を無害な文字実体参照に置き換える「サニタイジング(エスケープ処理)」の説明です。

ファジングに該当するものはどれか。

出典令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問45
ア
Webサーバに対し,ログイン,閲覧などのリクエストを大量に送り付け,一定時間内の処理量を計測して,DDoS攻撃に対する耐性を検査する。
イ
ソフトウェアに対し,問題を起こしそうな様々な種類のデータを入力し,そのソフトウェアの動作状態を監視して脆弱性を発見する。
ウ
パスワードとしてよく使われる文字列を数多く列挙したリストを使って,不正にログインを試行する。
エ
マークアップ言語で書かれた文字列を処理する前に,その言語にとって特別な意味をもつ文字や記号を別の文字列に置換して,脆弱性が悪用されるのを防止する。