DX推進指標におけるレガシーシステム刷新とIT基盤の構築

経済産業省が策定した「DX推進指標」では、DXを実現するための基盤となるITシステムの構築において、変化の激しい市場環境に迅速に対応し、 ビジネスが求めるデリバリースピード(開発・リリース速度)に追従できるシステム基盤となっているか を経営陣が確認すべき重要指標として定めています。したがって、 イ が正解です。 ITシステムそのものに求められる技術的要素ではなく、システムを構築・推進するための「体制・人材の確保」に関する確認項目です。 DX推進では、顧客体験(UX)の向上や変化への即応のため、事後分析だけでなくリアルタイムなデータ連携・処理が極めて重視されます。 各部門ごとの個別最適(システムのサイロ化)から脱却し、企業全体でデータを迅速かつ柔軟に利活用できる「全体最適」なITシステムが求められます。

経済産業省が取りまとめた“デジタル経営改革のための評価指標(DX推進指標)“によれば,DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標において,“ITシステムに求められる要素“について経営者が確認すべき事項はどれか。

出典令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62
ア
ITシステムの全体設計や協働できるベンダーの選定などを行える人材を育成 ・確保できているか。
イ
環境変化に迅速に対応し,求められるデリバリースピードに対応できるITシステムとなっているか。
ウ
データ処理において,リアルタイム性よりも,ビッグデータの蓄積と事後の分析が重視されているか。
エ
データを迅速に活用するために,全体最適よりも,個別最適を志向したITシステムとなっているか。