キャッシュメモリへの書き込み方式におけるライトスルーの特徴

キャッシュメモリの書込み方式には「ライトスルー方式」と「ライトバック方式」があります。 ライトスルー方式 (Write Through): CPUがメモリへの書込みを行う際、キャッシュメモリと主記憶の両方に同時に同一データを書き込みます。常に主記憶とキャッシュの内容が一致するため制御が単純ですが、主記憶への書込みオーバーヘッドが生じます。 ライトバック方式 (Write Back): 書込み時はキャッシュメモリのみを更新し、主記憶へは当該キャッシュブロックが追い出される(リプレースされる)タイミングで書き戻します。 したがって、 イ が正解です。 CPU書込み時にキャッシュメモリにのみ書き込むのはライトバック方式の説明です。 キャッシュからデータが追い出される時に主記憶へ書き戻すのはライトバック方式の動作です。 主記憶へのアクセス頻度が少なくバス占有率が低いのは、書込みをキャッシュ内で完結させるライトバック方式の特徴です(ライトスルー方式はバス占有率が高くなります)。

キャッシュメモリのライトスルーの説明として,適切なものはどれか。

出典令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問9
ア
CPUがメモリに書込み動作をするとき,キャッシュメモリだけにデータを書き込む。
イ
CPUがメモリに書込み動作をするとき,キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
ウ
主記憶のデータの変更は,キャッシュメモリから当該データが追い出される時に行う。
エ
主記憶へのアクセス頻度が少ないので,バスの占有率が低い。