ソフトウェア保守性の定量評価指標

ISO/IEC 25010(システム及びソフトウェア製品品質)において、「保守性(Maintainability)」はソフトウェアが変更(不具合修正、機能改善、環境適応など)を容易に行える能力を表します。モジュールやプログラムの規模が適切に保たれ、肥大化・複雑化していないこと(適正規模比率)は、理解性・修正性を高める構造的保守性の代表的な定量指標です。 各選択肢の評価対象は以下の通りです: ・ア:フォールト密度(不具合発生率)であり、「信頼性」の評価指標です。 ・イ:プログラム規模の適正基準達成率であり、モジュール構造の良質さを示す「保守性」の評価指標です。 ・ウ:分岐網羅率(ブランチカバレッジ)であり、テストの十分性を示す「網羅性」の指標です。 ・エ:残存エラー数の推定であり、「信頼性(品質)」の評価指標です。 したがって、保守性の評価指標として適切なものは イ です。 運用中の不具合発生頻度(フォールト密度)であり、ソフトウェアの「信頼性」を評価する指標です。 テスト工程におけるブランチカバレッジ(分岐網羅率)であり、テストの実施度合を測る指標です。 バグ摘出数と総バグ数の差から潜在バグを測るものであり、品質や「信頼性」の評価指標です。

ソフトウェアの保守性を定量評価する指標として, 適切なものはどれか。

出典2022r04a_db_am2_問24
ア
(運用期間中に発生した不具合件数) ÷ (プログラムの規模)
イ
(適正規模の基準を満たすプログラムの数) ÷ (プログラムの総数)
ウ
(テスト実施済みの分岐の数) ÷ (プログラムの総分岐数)
エ
(プログラムの推定総エラー数) - (摘出エラー数)