NORゲートを用いたRSフリップフロップ(ラッチ回路)の動作波形解析

回路は2つのNORゲートが互いの出力を入力にフィードバックした RSフリップフロップ(NOR型ラッチ回路) です。入力端子 A がセット入力(S)、入力端子 B がリセット入力(R)、出力端子 C が $Q$ 出力に相当します。 1. 初期状態: $C = \text{Low} (0)$ です。 2. 時刻 $t_1$ で入力 A(セット)が High(1)に立ち上がると、NORゲートの特性により出力 C は High(1) に反転して状態が保持(ラッチ)されます。 3. その後入力 A が Low(0)に戻っても、ラッチ効果により出力 C は High(1)を維持 します。 4. 時刻 $t_2$ で入力 B(リセット)が High(1)に立ち上がると、下位のNORゲートを通じて出力 C は Low(0) にリセットされます。 5. その後入力 B が Low(0)に戻っても、出力 C は Low(0)を保持 します。 この一連のセット/リセット動作を正しく表している出力波形は 波形イ です。したがって、正解は イ です。 ア: セット信号の入力後もLowのまま変化せず、ラッチ回路のセット機能が動作していません。 ウ: 入力AがLowに戻った際に出力もLowに戻ってしまっており、双安定回路の記憶・保持(ラッチ)機能が反映されていません。 エ: NORゲートの真理値と反転動作を誤認した誤った波形です。

次の論理回路の入力 A,B に図のように信号を与えたときの C の出力波形はどれか。ここで,C の初期値は Low とする。

問題画像
出典令和4年度 秋期 エンベデッドシステムスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問12
ア
波形ア(Aの立上がり後も Low のまま変化しない波形)
イ
波形イ(A=1 で High に立ち上がり、B=1 で Low に立ち下がるラッチ動作波形)
ウ
波形ウ(入力信号 A のパルスと全く同じ矩形波形)
エ
波形エ(A=0 かつ B=0 のとき常に High を保つ波形)